Jamis renegade expat 1年半使用した感想
2019年6月、初めてのロードバイクJamis renegade expatを納車しておよそ1年半。
このバイクはロードバイクの中でもグラベルロードという、未舗装路のサイクリングも想定したバイクとなっています。
これまでに約7000㎞ほど乗ったので、このバイクの感想をまとめておきたいと思います。
グラベルロードバイクってどうなの?Jamisのロードバイクってどうなの?という方の、バイク選びの一助となれば幸いです。
※私は他のロードバイクとの比較はできず、専門的なことは全く分からないので、参考程度に読んでください。見当違いなことを言っていたらごめんなさいm(__)m
購入までの経緯
私はもともと、約5万円のクロスバイクを普段使い用をして所持していました。その後カメラを始め、いろいろなところに出かけて写真をとりたいと思うようになり、サイクリングも趣味に。
正直、自転車に15万円という金額を払うことに抵抗を感じており、このクロスバイク200㎞のサイクリングも出来たので問題はありませんでした。
しかし、YouTubeの動画でバイクパッキングでのキャンプに憧れ試してみるも、フロントフォークの台座が走行中にずれてしまい失敗。
この経験が、新しいロードバイクを購入しようと思ったきっかけとなりました。
求めていた条件
そこで、どんなロードバイクを買おうかと考え、以下の条件を挙げました。
・予算は15万円程度(当時の財布事情)
・特にフロントフォークのダボ穴)(上記参照)
・クロモリ(しなりを感じてみたい、乗り心地が良いらしい…)
・未舗装への興味
この条件を満たし、レビューをいろいろ漁り購入したのが、Jamis renegede expatでした。
RENEGADE EXPAT - レネゲード エクスペット / Jamis Bicycles - ジェイミスジャパン (jamis-japan.com)
Jamis renegade expatの特徴
・フロントフォークはカーボン、その他クロモリのフレーム
・ボトルゲージは5か所(内フロントフォーク2か所)に設置可能
・機械式ディスクブレーキ
・標準タイヤは35C
・11-34Tのギア
・重量11kg
感想
ここからは、このバイク使用した感想を良かった点、悪かった点含め挙げていきたいと思います。(ちなみにサイズは54を購入)
・とにかく運転しているときの安心感が大きい
このロードバイクはとにかく安定感があります。これはジオメトリの関係もあると思いますが、他のロードバイクと比較して広いハンドル幅(44㎝)、太いタイヤ(35c)の恩恵は本当に大きかった。現在はタイヤ幅が28cですが、未舗装路や下り道、横風が強い中でもハンドルを取られにくく、安心してサイクリングを楽しむことが出来ます。
・姿勢が楽
ハンドルの高さでいくらでも変えられそうですが、基本姿勢もアップライトです。空気抵抗は大きくなりますが、首の疲れや腕の疲れはレース用のロードバイクに比べれば小さいはず…なにより周りの景色を楽しみながらサイクリングが出来ます。
・期待通りの荷物積載量
バイクパッキング能力に関しては、期待通り。昨年の北海道での最大4泊5日のバイクパッキングや、今年は登山道具(リュックサック、登山靴等)を括り付けました。
↓ jamis renegadeのPVは冒険をしたくなるのでぜひ見てほしい笑
RENEGADE Series - レネゲイド シリーズ / Jamis Bicycles - ジェイミスジャパン (jamis-japan.com)
・速度、加速力はイマイチ
安定性、快適性が優れている一方、速度、加速力は正直高いと思いません。
初めてこのバイクに乗った時も速度と加速に関しては、あまり感動はしませんでした。
誰かとサイクリングするときは、信号待ちからの加速でいつも置いてかれますし、サイクリング中は抜かすことより抜かれることの方が多いです笑
(でも抜かれても気にしない。だってスピードを求めるロードバイクではないもの。)
・クロモリのしなりとは…?
楽しみにしていたクロモリの乗り心地。1年半乗っていますが、しなりを感じたことはありません笑。youtubeのレビューをみてもかなり剛性があるバイクのようでした。ただクロモリの細目で直線的な形は良いですよね。
・リア(後輪)がクイックリリースは使いにくい
これは、このロードバイクの難点。ホイールの脱着は簡単ですが、ブレーキのディスクの位置が少しずれてしまい、ブレーキの利きが落ちてしまいます。また、フロントはスルーアクスルなので、ホイールを交換したいと考えたときに選択肢はほとんどありません。
・機械式ディスクブレーキは…
雨の日であれば恩恵があると思いますが、機械式ディスクだと激坂のダウンヒルではかなり強くブレーキレバーを引く必要があるため、握力がなくなります。特にリアはディスクとブレーキパットの位置関係も頻繁にずれるため、ライドごとに微調整をしています。(スルーアクスルであれば問題ないはず…)
(ちなみに油圧ディスクはディスクとパットの位置の調整は自動でしてくれるとかなんとか…)
まとめ
間違いなく、初めてのロードバイクとして私の行動範囲を広げてくれたJimis Renegade Expat。
最近は他のメーカーよりは有名ではありませんが、数少ないクロモリのグラベルロードですので、ぜひ購入の候補に入れてあげてください。笑
ちなみに…
Jamisのグラベルロードの種類は多いですが、個人的には
①前後スルーアクスルのモデル
②油圧ディスクブレーキ(できれば)
が搭載されているものがお勧めします。
①に関してはアルミのモデルであるrenegade A1(109,890円)以外は全て前後スルーアクスルです。
②に関してはS3(203,500円)から油圧ディスクブレーキを搭載しています。
モンベルの冬用サイクルパンツ サイクルトレーナー パンツ レビュー
昨年まで北海道で生活をしていたため、冬のサイクリングは未経験。
ちなみにサイクルタイツは選択肢にありません。それは、私にとって散策も重要で、輪行を頻繁に行うため、やはり見た目の面でタイツは抵抗があるのです。
冬用のウェアを購入するにあたり、モンベルの店舗で試着や、カタログで調べて、サイクルトレーナーパンツを購入し、今期10月の下旬ごろから使用しています。
そこで、今回はこのパンツのレビューをしていきたいと思います。
商品概要(モンベル公式サイトより)
縦横2方向のストレッチ性を備え、スムーズなライディングを実現したパンツです。優れた防風性と耐久性を備え、汗をかいても蒸れにくく、激しいライディングに対応します。すそは、チェーンが引っ掛かりにくい、スリムなシルエットを採用しています。
モンベル | オンラインショップ | サイクルトレーナー パンツ (montbell.jp)
購入動機
モンベルの秋冬用パンツは以下のラインナップがあります(購入は②)。
①サイクルライニングパンツ(¥11,500+税)
生地:厚手 ストレッチ性:一方向 その他:裾をベルクロで調節可能
モンベル | オンラインショップ | サイクル ライニングパンツ Men's (montbell.jp)
②サイクルトレーナーパンツ(¥9,800+税)
生地:中厚手 ストレッチ性:二方向 その他:裾はスリムなシルエット
③フリーライドパンツ(¥7,400+税)
生地:中厚手 ストレッチ性:一方向 その他:裾をベルクロで調節可
モンベル | オンラインショップ | フリーライドパンツ Men's (montbell.jp)
まず①についてですが、下半身は上半身に比べて寒さには強いこと、またサイクリングのメインである静岡県は、冬でも最低気温が0℃、最高気温は5~7度ぐらいなのでそこまで厚い生地である必要はないと判断。
そして試着したところ、ストレッチ性が優れていると感じた②を選びました。
ちなみに私は身長174㎝の体重66kgの標準的な体形でMサイズです。
使用してみて
パンツの下にはパッド付のインナーショーツは履いています。
気温0度ぐらいまでは、このパンツだけでサイクリングできます。
また気温が氷点下となった、富士山一周ライド時には、念のためジオラインL.Wのロングタイツを履いて挑みましたが、全く問題はありませんでした。
そして、裾がスリムになっているおかげで、裾がチェーンに絡まることはありません。
さらに、ストレッチ性の高さは、サイクリングだけでなく散策やハイキング、簡単な登山でも大活躍。
富士山の南側に位置する黒岳と越前岳にチャレンジ
時には両手で岩や木につかまる必要が登山道ですがが、パンツが動きずらいと感じることはありませんでした。
標高2,000mからの景色は圧巻です。
ポケットも3か所ありますが、容量は大きくはないので、メインはサイクルウェアの背面ポケットを使用し、マスクや暑くて脱いだ手袋などを一つのポケットに1つずつ詰め込めこんでいます。
このズボンに関しては、不満はいまのところありません。笑
すごくよくできた、パンツだと思いました。
まとめ
正直、このパンツを履いて登山する人はほとんどいないと思いますが、それぐらいの性能は十分にあります。
サイクルタイツには抵抗があるけど、冬用のサイクリングパンツを探している方は、ぜひお近くのモンベルショップ等で見ていただきたいです。
サイコンbryton Rider450 3か月レビュー
2020年10月、磁石式のcateyeのサイコンからbryton rider450へ買い替えをし、3か月間サイクリングで1500㎞程使用してきたので、使用感をまとめたいと思います。
結論から言いますと、ルートナビ関係で不満はあるものの、買ってよかったです。
商品概要
公式サイトより引用
Bryton ブライトン Rider450 (fukaya-nagoya.co.jp)
本体価格 ¥17,000円(税抜)
機能(抜粋)
・2.3インチのモニター
・バッテリー駆動 最大32時間
・ルートナビをマップ上に表示可能
・bluetoothにより、iPhoneの通知を表示可能
・78以上の機能搭載、最大10項目まで表示可能
購入動機
購入までは、cateyeの磁石式のサイコンPADRONE + | 製品情報 | CATEYE(キャットアイ)を使っており、ルートはiPhoneで確認していましたが、以下の2点が気になっていました。
・iphoneを開いてルートを確認するのが手間
・輪行をする度にセンサーと磁石の位置調節が必要
そこで、ルートナビができる、GPS式のよいサイコンがないかと調べていたところ、他メーカーサイコンにも機能が劣らないと感じたのたが、今回購入したbryton Rider450でした。
細かい操作方法は、公式のマニュアル等を参考にしてください笑!
https://www.brytonsport.com/download/Manual/UM/Rider450/Rider450_Japanese_20190515.pdf
良かった点
・iphoneを確認する機会の減少
これはこのサイコンの購入目的だったので良かった。地図は下の画像のように簡易的なものなので、観光スポットやコンビニはわからないけど、そこはサイコンに求めていおらず、ルートナビだけでも十分でした。
・物理ボンタンによる操作(タッチパネルではない)が快適
特に冬や雨のなかでは、iphoneのようなタッチパネル形式のものは使いずらくなりますが、このサイコンは全てボタン操作。ボタンも大きく手袋をつけていても、操作しずらいと感じたことはありませんでした。
・スマートフォンアプリと接続がサクサクでサイコンの設定が簡単
このサイコンだけの機能ではないですが、サイコンの画面に何を表示するか、高度の自動補正、使用するGPSに種類等の設定は下図のようにスマートフォンで簡単に設定できます。接続も速くストレスは感じませんでした。
イマイチな点
ここからは、商品説明には当然記載されいない、使っていて感じた小さい不満点も挙げていきます。
主にルートナビについて気になるポイントがありました。
・朝や夕方など日が低いときモニターが見にくい
bryton rider450のモニターは白黒で、実際の文字が表示されているモニターが表面の少し奥にあるため、日が低いとモニター上に影ができてしまいます。
・地図読み込みのレスポンスが遅い
表示情報を切り替えてルートナビの画面にする時、またルートナビの画面で地図を拡大縮小する時は、地図の読み込みに結構(長い時で数十秒くらい?)時間がかかります。なので、どうしてもルートナビの画面にしてしまいがち。一応、ルートナビの画面にも速度や距離などの情報を2つまで表示することが出来ますが…折角なのでいろいろな情報を確認しながら走りたいですよね(?)笑
・ルートナビ中の不具合
突然道のないところにルートナビの矢印が表れたり、正しいルートのはずなのに矢印が突然消えることがあります(頻度はそんなに多くないけど…)。どちらも、そのまま本来のルートを走ることで、再読み込み(?)がされて修正されますが、そろそろ曲がるかも…と思っているところにこの現象が表れると、正直めんどくさい。
・一度サイクリング記録を開始してしまうと、ルートナビの再設定不可(おそらく)
bryton450は右下のボタンはサイクリング記録前はメニューボタンで、記録中は一時停止及び記録停止ボタンとなります。そのためサイクリングの記録を開始すると、ルートナビはいじることができません。
・ルートを外れた場合には、自力でコースに戻る必要があり
寄り道やミスでコースから外れてしまった場合には、サイコンにはコース外という文字だけ表示されます(地図自体は表示されますよ)。その場合、コースには自力で戻るしかなく、google mapのように修正はしてくれません。
・stravaでルートを作成した場合にうまく同期されない時がある
stravaで作成したルートがなかなかアプリで反映されません。なので最近では、サイコンとPCをUSB接続し、ルートのデータを転送しています。
※サイクリング終了後にはスマホアプリへサイクリングのデータが転送され、そのまま自動でstravaへアップロードしてくれます。こちらは、かなりスムーズで不満はないです。
まとめ
不満点の多くはルートナビに関するものが多くなってしまいましたが、サイクリングの記録をするためのGPSサイコンとしてはとても満足してます。
私はコンビニ、飲食店や観光スポットを確認するためスマホは必ず確認します。どんなに良いサイコンでもスマホのナビ機能には劣ると思うので、bryton rider450のルートナビ機能でも十分でした。
安いサイコンと言っても2万円弱するので、買って後悔しないよう、参考になれば幸いです。
モンベルのSPDシューズ、クロスバイカーの使用感
ビンディングシューズは欲しいけど、サイクリング中も散策をしたい!と思い、2020年8月、モンベルのSPDシューズ、クロスバイカーを販売と同時に購入。
他のSPDシューズを試したことがないので、比較はできませんが、このシューズを5か月間使用した感想をまとめます。
商品概要
値段:¥13,800 +税
公式サイトURL
モンベル | オンラインショップ | クロスバイカー (montbell.jp)
モンベルの公式サイトでは以下のような説明
ツーリングからライトなオフロードライディングまで活躍する2つ穴のクリートに対応したシューズです。アッパーにはしなやかで耐久性に優れた素材を使用し、部分的に通気性に優れたメッシュ素材を使用。ライディングの快適さに加え、観光地での散策や輪行時の移動にも適したデザインです。
購入動機
①比較的段が安価なシマノのSDPシューズは在庫がなく、納品が1か月以上先だった
②モンベルは店舗で試し履きをして、サイズを確認し購入できた
③モンベルを買っておけばとりあえず問題ないと思った
うーん。大した動機ではないですね…笑
良かった点、イマイチな点
まず、サイクリング中に靴紐が絡まないように、まとめておけるバンドがあるのがうれしいポイント。
また、SPDシューズなので、散策はもちろん問題なく、ソールがしっかりしており、生地が厚めなので、簡単なハイキングぐらいは可能です。ただし、クリートがあるので石ある道は不向き。
商品説明では通気性の優れたと書いてありますが、生地は全体的に丈夫で厚いので、ランニングシューズ等の運動靴に比べれば、夏は特に蒸れて暑くなります。
対して寒さには強く、5度以下で足先の冷たさを感じるものの、フットカバーなどの防寒具は今のところ必要ありません。
また濡れてしまった場合は、生地が水を吸って、全然乾かないので、それなりの対策は必要になります。
重量もそれなりにあります。
カタログでは25.5㎝で391gで、シマノのSPDシューズよりも、片脚で50g以上重いです。
まとめ
ここまで書いてみると、あえてモンベルのSPDシューズを選ぶ必要性ってあまりないんだなぁ、と感じています笑
ただ、生地など一般的なSPDシューズとは異なる特徴があると思うので、購入の際の参考にしていただければ幸いです。